第5回いちにち絵本喫茶のようす-おやじのえほんよみきかせ-

おやじのよみきかせ。
第1回目、今日は遅めのスタートでしたが、始まる頃には陽が射しこんでいい雰囲気になりました。

おやじが読んでいるのは亀岡亜希子『どんぐりのき』。

おやじの好きな本。
自己肯定、相手肯定の話に泣けてしまうらしいです。
**************

続いては、お客さまなのに毎回よんでくださるKさん。
息子君といつも遊びにきてくれてありがとうございます!
神沢利子さく 片山健え『もりへいったすとーぶ』

このお話は、お役御免になったすとーぶが町を離れて森で居場所をみつけるお話です。
『クリーナおばさんとカミナリおばさん』に通じるものがあります。
**************

そして、いちにち絵本喫茶でははじめての店主よみきかせ。
こみねゆら『おもちゃのくにの ゆきまつり』

なかよしのぬいぐるみと男の子がおもちゃのくにのゆきまつりに行って、懐かしいお友達との再会と別れ。
現実の世界からおもちゃの国への入り方が秀逸。スイもラクも好きな絵本。
**************
第2回目、スイとおともだちのHちゃんに協力してもらって、読んでもらう本を選んでもらいスタート。
お客様が入れ替わって、読むほうも新鮮な気持ちで。

1冊目は片山健『もりのおばけ』

片山健さんのこの鉛筆で描いたモノクロの絵本。
色がついていないのに、記憶のなかでは着彩されて覚えているという人がいます。
人間の想像力が引き出されてその世界に染まるんでしょうか。
すばらしい絵本です。
**************

つづいて、初参加のほっさんさん。
ラチョフ『てぶくろ』を読んでくださいました。
前回のいちにち絵本喫茶に家族で遊びにきてくださって、いろいろお話するうちよみきかせに参加していただくことになったご近所さんです。はじめてのよみきかせとても上手でした!ありがとうございます。

ラチョフのてぶくろは私も大好きな話。
絵は懐かしいタッチですが、写実的なのにメルヘンです。
狼や熊は擬人化しすぎないで強面。
入るはずのないてぶくろにつぎつぎと動物たちが入って行くあの不思議。
ウクライナ民謡。長く愛されたお話というのがわかります。
**************

そして、こちらも初よみきかせしてくださいました。ウカイさん。
初のよみきかせありがとうございました。
ほんとにお世話になっている方で、よみきかせにも参加してくださるとはとても嬉しいです。
さとうわきこ『そりあそび』

ばばばあちゃん炸裂。とにかくばばばあちゃんはポジティブ。
不可能も可能にしてしまうし、何でも楽しんでしまう。
ばばばあちゃんは寒い冬も雪が降っても元気いっぱいです。
**************

再び登場Kさん。
間瀬なおかた『ゆうびんでーす!』を読んで下さいました。

やまおくむらのゆうびんやさんは、どこへでもかならず郵便物をおとどけ。
でもみたこともきいたこともない1通の手紙を配達しに、山奥深くまででかけます。
森の動物たちの道案内のおかげでたどりついたのは、冬眠中の熊のおうち。
てがみには「はるですよー!」と書かれていました。
春も届けてしまう郵便屋さんのお話。
春を待つ楽しさは冬の醍醐味ですよね。
つづく
| ホーム |
Comments
post a comment