第5回いちにち絵本喫茶のようす-閉店後のお客様-

今回のいちにち絵本喫茶ですが、最後のよみきかせが終了してしばし、16時を迎え閉店となりました。
普段だったら17時頃までは人もいて、ゆっくり順々に人が少なくなるのですが、陽も早く沈むこの時季。16時30分には全員お帰りになりました。

今日もとても楽しかったね~、といいながら片付け始めると
「ピンポーン」と17時頃ドアチャイムが。
「こんにちは、終わっちゃいましたよね…」とドアの向こうには、昨秋知人になったばかりのMちゃんと初めてお会いするご主人さま。
「いま着きました。」とわざわざ甲府から寄ってくださったのでした。
しかも外出先からの立ち寄りで、甲府よりも東京方面に行っていたそうで。

これは大変だったと思うのですが嬉しかったので、どうぞどうぞと上がってもらう。
お茶とおやつをいただきながら話していると、

「ピンポーン」と再びドアチャイムが。
「こんな時間になってしまって、、申し訳ございません。迷ってしまって…。」とそこには1時間ほど前に迷っていますとお電話くださったお母さんと小さな男の子がいました。電話をいただいたときに、家から10分くらいのところにいたので、もう来ないかなと思っていたのでした。まさか迷っていたとは…。

これはもう、もちろん上がっていただくことに。

お茶を飲んでおやつを食べながら一息ついたあと、せっかくなのでよみきかせをやろうということになり、番外編「おやじのよみきかせ」をスタート。

なんだか楽しい。

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1冊目十二支のお話。読手はスイ。
このてのひらむかしばなしのシリーズは絵本の体裁は小さいのですが文章が多い長編です。
思いのほか長かったせいで、読むの大変だったと思うのですが最後までがんばって読み切りました。
ぱちぱち。

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『てのひらむかしばなし 十二支のはじまり』作: 長谷川 摂子 絵: 山口 マオ
十二支のはじまりを丁寧にかいた絵本。さすが長谷川摂子さん。それに山口マオさんの版画もいいです。


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2冊目おやじ。小さなお客さまのためにお馴染みのぐるんぱを。

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『ぐるんぱのようちえん』西内 ミナミ作 堀内 誠一絵

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続いて3冊目おやじ。小さなお客さまをおどかしすぎて逃げ腰の男の子に一所懸命「全然怖くないよ。」と言いながら『こわーいはなし』を読む。怖くないといっても表紙がおばけでブルブル震えた絵だし、当然立ちながら聞いてます。でも最後まで聞けたね。すごい!

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『こわーいはなし』せなけいこ作

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そして最後にふたたびスイちゃん。
たくさんのガラクタをつかって、素敵なお家をつくる野ネズミ親子のおはなし。

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『ぼくらのおうち』作: さとうゆみか 絵: 小川忠博 写真
うちの娘たちが小さい頃、とても好きだった絵本です。
ごちゃごちゃした写真をじっとみて、いろいろなものを発見、目をとめて楽しんだ姿を思い出しますね。
楽はいまでもおもしろいみたいです。

以上4冊。
夜も更けて、暗くなりました。18時もまわって、閉店後のお客様との番外編よみきかせはこれで終了です。
ちょっとしたサプライズで私もとても楽しめました。
みなさん、来て下さってありがとう。

ぜひまた来て下さいね。






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