『ねないこだれだ』せなけいこ

『ねないこだれだ』せなけいこ

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これは私の一番古い記憶の中の一冊で長いおつきあいの絵本です。
小学校2年生頃の当時、強烈な怖さを伴ったインパクトで記憶に強く残った本でいまもこうして気になる一冊でもあります。

初版は1969年。45年も前に出版されていますが、私が知る限りいまでもたくさんの子どもたちに読まれているロングセラーです。
短い文とワンカットの見開きでページをめくるごとに怖さが増して行く、そんなお話が昔も今も子どもたちの心に残り読み継がれているんです。素晴らしいですね。

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せなけいこさんと言えば「ちぎり絵」。
真っ黒い背景を活かして、ちぎった登場人物たちがでてきます。
時計がなったら何かの合図?
猫の目だけがギロリ。色も違う。
夜になっても寝ない子はおばけの国に連れて行かれちゃう!

短いセンテンスに印象的な絵のセットで1頁目から引き込まれてしまいます。
みなさんもどこかで必ず手に取ったことがあるのではないでしょうか?
久しぶりの方も、持ってるよという方もどうぞ何度でも手にとって、せなけいこさんの世界をじっくりと味わってください。



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『おばけでんしゃ』 文 内田鱗太郎 絵 西村繁男 | top | おばけの本たち

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