絵本:『リスとお月さま』

『リスとお月さま』作・絵: ゼバスティアン・メッシェンモーザー 訳: 松永美穂
ゼバスティアン・メッシェンモーザーのリスシリーズから1冊。
なんといってもこのリスさん。キャラがたっています。
そうなんです、絵本なのにキャラという言葉がでてしまうぐらいコミカルなんですよ。
表紙だけを見ると、えんぴつ画のデッサンのような筆致で写実的な絵なのですが、この真面目さとは裏腹にリスさんが何とも人間味溢れる気弱なおっちょこちょいで、物語の展開がコメディなんです。
絵が素敵なのに、お話はコミカルなコメディでそのギャップにくすっと笑えてしまうのだと思います。
それによく見るとリスの手つきや、お腹一杯になったねずみたちの態度は巧妙に擬人化されていて、それもまた大真面目にユーモアを表現しようとしている感じで。
お月さまが勝手に落ちてきたのに、冤罪を恐れて投獄されるイメージを何度も何度も想像してしまうリスさん。
つぎつぎと問題が大きく展開していく間に、必ず差し込まれる投獄シーン。
このシーンがまた「ここ笑うところ」という呼吸で挿入されています。
そして最大の秘密があるんですよ、リスを翻弄したお月さまの正体は?
それは、いちにち絵本喫茶に来てどうぞ確かめてみてくださいね。
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Comments
ありがとうございました。
ドクダミ茶は最高に美味しかったし
チョコのクッキーも絶品でした!!!
次回は娘もつれてうかがいたいと思います・・・・・
久々に「リスとお月様」をみて笑ってしまいました!!
お店のほうにも早速注文しましたよ!!
他の2冊も出版されていたので一緒に
注文しました!!ありがとうございました♪
お店のブログで紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?
雨の中、来て下さってありがとうございました!
リスのシリーズ、ほかの2冊もでてたんですね、わたしもチェックしてみます!
> お店のブログで紹介させて頂いてもよろしいでしょうか?
もちろん、よろしくお願いいたします^^
娘さんを連れてぜひまたいらしてくださいね。
「リスとはるの森」3部作入荷しました♪
どれもシュールで可愛らしい
お話で大満足です!!
いちにち絵本喫茶さんに感謝です♪
ぜひ、読みに来てくださいね!!
リスシリーズ3冊とも入荷したんですね^^
くすっと笑える素敵な絵本でよかったです。
いいですね~、今度お店に立ち寄らせてもらいますね!
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