絵本:『つきよのかいじゅう』

『つきよのかいじゅう』 作・絵: 長 新太 出版社: 佼成出版社
続いてこちら。長新太さん「つきよのかいじゅう」のご紹介。
表紙をみれば、ほー。月に湖、そして黒い影はきっとかいじゅう。だってタイトルがかいじゅうだし、ネ。
このアングルだって、ネッシーを彷彿とさせますので湖に住む大きな生き物がでてくるに違いない、と普通は思いますよね。
でも、作者は長さんですよ。
このまますんなり「かいじゅう」が出てくるとは思えません。
それぐらい読者の意表を突き、そして話のそこには脈絡も何もない。
ということで、初めてこの絵本を手にしたときは、かなり「かかってこーい!」という気持ちで挑んだ記憶があります。そして、当然ストーリーで待ち受けているのは大どんでん返しです!
さて、月夜の晩には何が起こるのでしょう?
それを見届けるために湖のそばで毎夜テント生活を続ける一人の男。
その男が見たものはいったい何だったのでしょうか??
気になる方は、会場にお越しいただき、どうぞ長新太さんワールドのオチを確かめにいらしてくださいね。
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