喫茶メニュー:ハーブティお月さまブレンド

第2回いちにち絵本喫茶の絵本テーマ「月」に合わせて、今回も蓼科ハーバルノート・シンプルズ萩尾さんがお月さまブレンドを作ってくださいました^^
今回のテーマにあわせたハーブティの予定はなかったのですが、チラシをもってお店に伺ったら、お声をかけていただいて、次のイベントの話になり…、お月さまの話になり…、
「月ならいろいろあるわよ」
と優雅なしぐさで、ささっと取り出してくれたのが、満月と関係の深い「ジャスミン」と「リンデンフラワー」の2種。1枚目の写真です。
どちらも綺麗なクリームイエローで満月の色を彷彿とさせますよね。
選んでいただいて見せてもらったときは、心躍りました。
ドキドキ…。
自分であとから調べたことと萩尾さんに伺ったお話によれば、
リンデンフラワーは菩提樹のこと。
5月の満月の日に菩提樹の下でお釈迦様が悟りを開いたことにちなみ、ミャンマーでは仏陀の日(5月の満月)に欠かさず菩提樹に水を注ぐという習わしがあるそうです。
そしてジャスミン。
ジャスミンは陰陽でいうと、陰に属するハーブだけど、たくさん飲むと陽に転じる性質があるんですって。
月の満ち欠けと同じですね。こちらもタイでは満月の日に行われる祭事で必ず使われる花として扱われているそうです。
占星学と薬草(ハーブ)の関係でいえば、どちらも月の支配下にある薬草だそうで、昔の人々は月光を浴びて力をためるとか、摘むのも満月の夜の方が薬効が高くなるとか思っていたともいいます。月の魔力を信じていたんでしょうね。
科学的にはなんの証明もないようですが、実際、潮の満ち引きや月の引力の関係など神秘的な謎はまだまだ多く感じます。信じる気持ちで効能が高まったこともあったのかもしれないですね。
人智の及ばない自然の不思議があっていいと思いますので、感じるままにお月さまのパワーをハーブティから受け取ってお楽しみください^^
さて、ジャスミンに関してはもうひとつ。
普段は中国茶にジャスミンを混ぜて、ジャスミン茶としていただく機会が多いのではないでしょうか?
今回はリンデンフラワーと合わせてジャスミンの花だけで淹れますので、驚くほど味が違うと思いますよ。
ジャスミン独特の香りはほんのり甘く、リンデンフラワーとの相性も抜群!とても優しい味わいの素敵なハーブをお召し上がりいただけます。
当日は「お月さまブレンド」としてお出ししますので、ご興味のある方はぜひお試しください。
今回のハーブも、お子様(赤ちゃん)、妊娠しているプレママさんともに飲んでも大丈夫なハーブティとなっています。安心してお飲み下さいね。

こちらは写真だとわかりにくいのですが、お湯を注いだところです。
綺麗なクリームイエローですね。

とっても不思議な香りでほんのり甘く、すーっと飲めてしまいました。
みなさまもどうぞお楽しみに!
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