『ドアがあいて・・・』エルンスト ヤンドゥル 作 ノルマン ユンゲ 絵 斎藤洋 訳

『ドアがあいて・・・』エルンスト ヤンドゥル 作 ノルマン ユンゲ 絵 斎藤洋 訳

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表紙を見ただけで、いろいろ想像してしまいます。
暗くて、並んだ椅子に腰掛けているおもちゃ(?)たち。
ケガしているみたいだけど、表情からはわからない子もいる。

さて、中を開くとそこは表紙と同じく、暗くて、しいんとしている待合室のようです。
たぶん、みなじっとおとなしく待っています。

するとドアがあいて、一人でてきた。
コトコトコトコト!

そして、一人ドアの向こうに入って行きます。

どうやら病院みたい?

そうして、一人でてきて、また一人入って・・

暗くてしいんとしている待合室。

ついにたった一人になってしまった。
ドアの向こうで何が行われているのか考えながら待つのはとってもドキドキしますね。

私にも経験があります。
病院の待合室というのは、どうして無駄にドキドキしてしまうんでしょうか。自分の番がくるまで不安と緊張感と疎外感と入り交じったあのまんじりともしない時間。
このお人形たちも一緒。たんたんと粛々とじりじりとドキドキするお話です!

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『ドアがあいて・・・』エルンスト ヤンドゥル 作 ノルマン ユンゲ 絵 斎藤洋 訳



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