『綱渡りの男』モーディカイ・ガースティン 作 川本 三郎 訳
『綱渡りの男』モーディカイ・ガースティン 作 川本 三郎 訳

まず表紙です。何の知識もなくても、このアングルそしてタイトルにある「綱渡り」これだけで、なんだかとんでもないことをしでかしてる話だぞ、と想像がつきますよね。
本作はタイトルにもあるとおり、綱渡りをする男の話なのですが、渡った場所がすごいのです。
舞台はニューヨークマンハッタンにある大きなツインタワー。
フランス人の大道芸人フィリップ・プティが建設中の2つの高層ビルの間、地上400メートルの高さに鉄製のワイヤーを張り、1時間にも渡って綱渡りをするお話です。
そんなばかなと思うかもしれませんね。
創作のお話でもヒヤヒヤドキドキする設定です。
でも実はこの絵本、実在する男の実在したお話です。
いまはなき世界貿易センターのツインタワーを見つめていたフィリップは、あそこで綱渡りをしたい!ボールが3つあったらお手玉するように、高いビルが2つあったらその間を綱渡りしたいと思い実行に移します。
8メートルものバランス用棒を持ち、綱の上を行ったり来たり、歩いて踊って、ついには綱の上に寝ころんでしまいます。空を浮遊しているような開放感と何ものにも囚われず、このうえない自由を謳歌するかのようなフィリップの空中パフォーマンス。絵本とわかっていながら、胸が高鳴る高揚を押さえずにはいられませんでした^^
当時、頭上を歩くフィリップを見上げたアメリカの市民のみなさんはどんな気持ちで見ていたのかな。そんなことも想像して、いまはないワールド・トレード・センターを思い出してしまいました。
とってもドキドキ度高めの絵本ですよ。ぜひ手に取ってみてくださいね。
Amazon

『綱渡りの男』モーディカイ・ガースティン 作 川本 三郎 訳

まず表紙です。何の知識もなくても、このアングルそしてタイトルにある「綱渡り」これだけで、なんだかとんでもないことをしでかしてる話だぞ、と想像がつきますよね。
本作はタイトルにもあるとおり、綱渡りをする男の話なのですが、渡った場所がすごいのです。
舞台はニューヨークマンハッタンにある大きなツインタワー。
フランス人の大道芸人フィリップ・プティが建設中の2つの高層ビルの間、地上400メートルの高さに鉄製のワイヤーを張り、1時間にも渡って綱渡りをするお話です。
そんなばかなと思うかもしれませんね。
創作のお話でもヒヤヒヤドキドキする設定です。
でも実はこの絵本、実在する男の実在したお話です。
いまはなき世界貿易センターのツインタワーを見つめていたフィリップは、あそこで綱渡りをしたい!ボールが3つあったらお手玉するように、高いビルが2つあったらその間を綱渡りしたいと思い実行に移します。
8メートルものバランス用棒を持ち、綱の上を行ったり来たり、歩いて踊って、ついには綱の上に寝ころんでしまいます。空を浮遊しているような開放感と何ものにも囚われず、このうえない自由を謳歌するかのようなフィリップの空中パフォーマンス。絵本とわかっていながら、胸が高鳴る高揚を押さえずにはいられませんでした^^
当時、頭上を歩くフィリップを見上げたアメリカの市民のみなさんはどんな気持ちで見ていたのかな。そんなことも想像して、いまはないワールド・トレード・センターを思い出してしまいました。
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