『ペンギンのペンギン』デニス・トラウト作 トム・カレンバーグ絵 谷川俊太郎 訳
「よるのいちにち絵本喫茶」テーマ絵本より

奥付をみたらビックリ。初版は29年前の1983年。手元にあるのは1993年第10刷。
リブロポートから出版されましたが、リブロポート版はいまは絶版となっています。
現在では2003年に中公文庫―てのひら絵本から復刊されて入手可能みたい。
こちらの版では、原文と谷川俊太郎の対訳が同じページにあって原文にあたりながら読めるようですよ。
リブロポート版は小さくて薄く、本文もイラストにキャプションスタイルで文章も短いです。風刺的で哲学的、ユーモアは完全に大人向け。
若いころの私はとにかくこういうひねった(素直じゃなかったのね)内容のものが大好きだったんですよね。
本書のなかで数々の偉業を成し遂げるペンギン。高貴なプライドを持ち、いたずらもウィットに富んでなければならない、そんな美学を感じさせる内容です。
ただし、困ったことにどんなに格好つけて無頼をきどっていても、ペンギンなので可愛いいという。
気になったらぜひ手にとってみてくださいね。

奥付をみたらビックリ。初版は29年前の1983年。手元にあるのは1993年第10刷。
リブロポートから出版されましたが、リブロポート版はいまは絶版となっています。
現在では2003年に中公文庫―てのひら絵本から復刊されて入手可能みたい。
こちらの版では、原文と谷川俊太郎の対訳が同じページにあって原文にあたりながら読めるようですよ。
リブロポート版は小さくて薄く、本文もイラストにキャプションスタイルで文章も短いです。風刺的で哲学的、ユーモアは完全に大人向け。
若いころの私はとにかくこういうひねった(素直じゃなかったのね)内容のものが大好きだったんですよね。
本書のなかで数々の偉業を成し遂げるペンギン。高貴なプライドを持ち、いたずらもウィットに富んでなければならない、そんな美学を感じさせる内容です。
ただし、困ったことにどんなに格好つけて無頼をきどっていても、ペンギンなので可愛いいという。
気になったらぜひ手にとってみてくださいね。
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