『おばあちゃん ひとり せんそうごっこ』谷川 俊太郎 (著), 三輪 滋 (イラスト)
「よるのいちにち絵本喫茶」テーマ本から

どうです?この三輪さんの描いた表紙。懐かしくレトロな感じなのに近未来的で不気味な絵。
1980年代に「ばるん舎」という小さな版元から「シリーズ・ちいさなつぶやき」として刊行された6作品のうちの谷川俊太郎&三輪滋のコンビで手掛けた「おばあちゃん」(1981年)、「ひとり」、「せんそうごっこ」(1982年)の3作品。版元が潰れてしまい、入手困難になっていたレア本ですが、2006年にプラネットジアースから3冊合本で三輪滋さん渾身の描き下ろし表紙を新装のうえ再出版されました。
言葉と絵が潔いほど相互に補完しあって生み出しているこの世界観。
テーマが老いや反戦、他人と違うことに悩む少年でもうドキッとさせるのが狙いなの。絵が不気味で心象風景にダイレクトに訴えるような…。出版当時、物議をかもしたそうですがいまでもビビッドな作品だと思います。
英訳がついているので、そちらも合わせて読んでみてください。
行間のニュアンスが英訳にかくれています。

どうです?この三輪さんの描いた表紙。懐かしくレトロな感じなのに近未来的で不気味な絵。
1980年代に「ばるん舎」という小さな版元から「シリーズ・ちいさなつぶやき」として刊行された6作品のうちの谷川俊太郎&三輪滋のコンビで手掛けた「おばあちゃん」(1981年)、「ひとり」、「せんそうごっこ」(1982年)の3作品。版元が潰れてしまい、入手困難になっていたレア本ですが、2006年にプラネットジアースから3冊合本で三輪滋さん渾身の描き下ろし表紙を新装のうえ再出版されました。
言葉と絵が潔いほど相互に補完しあって生み出しているこの世界観。
テーマが老いや反戦、他人と違うことに悩む少年でもうドキッとさせるのが狙いなの。絵が不気味で心象風景にダイレクトに訴えるような…。出版当時、物議をかもしたそうですがいまでもビビッドな作品だと思います。
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